手抜き工事をさせないためには、建築現場には毎日足を運ぶに越したことはありません。工事については素人ですが、施行者に見られているという意識を持たせることで、手抜き工事をぼうしすることが必要です。
私は、約4ヶ月の建築期間のうち現場に行かなかったのはわずか1日か2日です。そしてここはと思うところは写真にとります。とくに完成時に隠れてしまう箇所は一通り撮っておくようにしました。後々何かあった場合の証拠になるかもしれません。
それからどうしても仕事のある日中は見に行かれないので工務店にも写真撮影を依頼しました。この結果自分でとった写真が300枚、工務店が撮った写真が400枚、合わせて700枚以上の現場写真があります。
写真の撮影に加えて、少しでも疑問に思ったことは、施行管理者にどんどん質問し、疑問に答えてもらいます。それでも納得がいかない箇所は手直しをしてもらいます。
毎日見られたら大工さんが気を悪くするのでは、邪魔になるのではと思う人もあるかもしれませんが、私は契約する前に「毎日現場に通い写真を撮ります」と前もって工務店に断り、大工さんに伝えてもらうようしました。そうして現場の人の理解を得ようとしましたし、大工さんもいい人で毎日顔を出しているうちに仲良くなり、いろいろなアドバイスをもらいました。
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