手抜工事対策

 

 

 

 

MENU

★毎日現場に足を運ぶ
★住宅性能表示制度の利用
★住宅金融公庫の仕様書の確認

★作業日報のFAX

★性能上の特約を結ぶ

★最後の支払いを引渡し後にする

★信頼できる工務店を選ぶ


 

 

 

毎日建築現場に足を運ぶ

 

手抜き工事をさせないためには、建築現場には毎日足を運ぶに越したことはありません。工事については素人ですが、施行者に見られているという意識を持たせることで、手抜き工事をぼうしすることが必要です。

 

私は、約4ヶ月の建築期間のうち現場に行かなかったのはわずか1日か2日です。そしてここはと思うところは写真にとります。とくに完成時に隠れてしまう箇所は一通り撮っておくようにしました。後々何かあった場合の証拠になるかもしれません。

 

それからどうしても仕事のある日中は見に行かれないので工務店にも写真撮影を依頼しました。この結果自分でとった写真が300枚、工務店が撮った写真が400枚、合わせて700枚以上の現場写真があります。

 

写真の撮影に加えて、少しでも疑問に思ったことは、施行管理者にどんどん質問し、疑問に答えてもらいます。それでも納得がいかない箇所は手直しをしてもらいます。

 

毎日見られたら大工さんが気を悪くするのでは、邪魔になるのではと思う人もあるかもしれませんが、私は契約する前に「毎日現場に通い写真を撮ります」と前もって工務店に断り、大工さんに伝えてもらうようしました。そうして現場の人の理解を得ようとしましたし、大工さんもいい人で毎日顔を出しているうちに仲良くなり、いろいろなアドバイスをもらいました。

 

 

住宅性能表示制度の利用

 

そこで、住宅性能表示制度を利用します。料金が約10万円程かかりますが、施工業者と関係のない第三者の検査が入るし、紛争が起きた場合の解決にも役に立ちます。

 

まだ利用する人が少ないようで、私は県内で最初の利用者だったようで、トップに近い人が検査に来てくれました。

 

 

住宅性能表示制度の利用

 

住宅の欠陥を見極めるには、素人では限界があります。

 

住宅金融公庫で借入をした場合には住宅金融公庫の仕様書がついています。これを読んで勉強をして、現場で確認をします。

 

例えば、一番大事な基礎の部分で言えば、換気口の位置や大きさなどが定められています。読んでもさっぱり解らない部分もありますが、イラストが沢山あり読めば結構解る部分もあり、現場でのチェックに役立ちます。

 

 

作業日報のファックス

 

その日の作業内容をFAXしてもらいます。それで作業の進み具合が確認できます。

 

加えて、現場管理人に確実に現場を確認させることができます。

 

 

性能上の特約を結ぶ

 

契約の特約にC値Q値といった客観的に分かる項目をいれます。こうすることにより、たとえ手抜きをされていてもこれらの数値が満たされるまでは何度でも手直しをさせる事ができます。

 

この契約によって、きちんと施工しようと考えるはずです。

 

 

 

最後の支払いを引渡し後にする

 

支払いを4分割にします。

 

通常支払いは、契約時、棟上時、引渡し時の3回払いとするようですが、それを契約時、棟上時、引渡し時と引渡しの2ヶ月後の4回(支払い割合を3:3:3:1)にします。

 

こうすると、引渡し後に住んでみて初めて分かる不具合の手直しに、支払いの担保が取れます。

 

私の場合は大きな不具合も無く、その他のものも言えばすぐに直してもらいましたが、引渡しと同時に営業マンがなしのつぶて、といった話を聞くと有効かと思います。

 

 

 

信頼できる工務店を選ぶ

 

上記のような方法があるのですが、やはり一番大事なのは信頼のできる工務店を選ぶことです。といってもこれが一番難しいのかもしれません。普通は営業マンとしか話をしないので現場のことはわかりません。

 

しかし、私の経験で言えば、工務店側に、この客は住宅について詳しいぞ、変なことはできないぞと思わせることはかなり有効なのではないでしょうか。事実さまざまな注文をつけたおかげで?大工さんや職人さんのいい人をつけてくれたみたいです。

 

 

 

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